求めろ解脱
年末年始、旧友を訪ねてネパールへ行ってきた。
ネパール連邦民主共和国。インドと中国の間にある細長い国です。
沢木耕太郎の深夜特急ではなかなかハッピーな書かれ方をしていて、前々から気になっていたのです。
じゅんやくん、どうもありがとうございました。
すてきな事がたくさん起こって、何か書かないともったいない気がするので、記憶に残っている事をてきとうに記します。
とりあえず値段が安かったので関空を利用しました。
なかなかにしんどいので、多少高くついても成田を選ぶべきだと思います。ぜったい。
中国南方航空で往復したわけですが、広州でのトランジットも短くて、そのへんはナイスでした。
機内食は牛丼ぽいやつ。まずくはないが、全然うまくもない。
広州に着陸する前、機内モニターでストレッチ講座みたいなのが始まった。
なんとなく見てたら、客の大多数が参加していたので驚いた。
日本人の団結力を垣間みた気がする。いいのか悪いのか。
14:00に関空を出て、現地時間の22:30頃、カトマンズの空港に到着。
イミグレのおっさんは夜更けにだらだら仕事してて、さっそくいい感じだ。
空港まで迎えに来てくれた友人と握手を交わし、自宅へ招いてもらった。
ニューエベレストモモ。
最高にうまい。
スープがたまらない。
翌日はだらしなく起きて、町を歩いた。
友人が案内してくれた。
まず、モモを食って腹ごしらえ。
モモはネパールの餃子みたいなやつ。もともとはチベット料理らしい。
日本でも食える。
ヤク?の肉だったか。 とりあえずうまい。
「ニューエベレストモモ」というのは店の名前。首都カトマンズにある繁華街「タメル」の北の方に店を構えている、かなりの有名店だ。
店内はこんな感じ。
殺風景。いや、シンプルなのだ。
イスに座ったとたん、勝手にモモが運ばれてくる。
すばらしいシステムだ。
一皿40ルピーくらいだったかな。
1ネパールルピーが、およそ1円です。
初日から、噂の名店の味に出合えてよかった。
タメルはこんな感じ。
けっこう興奮する。
人も物も、いろんなものが混在していていい。
あと、ばったもんのノースフェイスが溢れてる。
なんつってもネパールにはヒマラヤ山脈があるからな。
交差点みたいなところ。
地元の人が利用する市場みたいなとこ。野菜はけっこう何でもある。
肉
ちょっとうまそうな飯
耳を掻きながらみかんを売るおっさんと、まじめに落花生を売るおっさん。
どっちもいいし、どっちでもいい。
寺院の塗り直し。仏陀の目がくにゃってしてる。
ダルバール広場。世界遺産らしいけれど、写真は撮りづらい。
昔の王宮の広場で、市民の憩いの場みたいな感じか。
観光は入場料がいるようだけど、取られたり取られなかったりといい加減。
そのへんもすごくいい。
夕方からは自転車を借りて、ふらふら走ってみた。
舗装されていない道も多いので、腕がぷるぷるします。
父さん、ネパール人はけっこう優しくて親切です。
いい国だと思いました。
一日の半分近く、停電しています。
お金がないので、発電した電気を隣国インドに売っているそうです。
なかなかおちゃめですね。
そんなこんなで、カトマンズの初日はハッピーに過ぎていったわけで。